2015年 10月 15日
違和感…つづき
(実はいま、足の型作品を試作中…)
身体もそうだか、彼女の足はとても美しい。
その骨格と肉付きはまったく無駄がなく、
チーターや馬の脚によく感じる美しさと同じものをもっていた。
理にかなった美しさ。
そう、自然界にはそれがあると感じる。
この世の中、
花も動物も人間も、
つまりこの地球上にあるものすべては、
限られた原子の組み合わせで出来ている。
ちょっと飛躍しすぎた言い方だが、
原子レベルで見れば、一緒だ。
血管が木の枝や水脈に似ていたり、
花が性器のようにエロティックなのは、
そのせいだと思う。
…彼女の足がとても美しかったのも。
そして、私達の思考もいっしょ。
無意識に自然の理を求めている気がする。
それが、“理にかなって”いなかったとき
私達が感じるのが…
『違和感』であると思う。
だから私は違和感のない作品を作りたい。
by mixed-clay
| 2015-10-15 21:30
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