展覧会のお知らせ☆


過日、お能を観ました。
実は大学生のときからお能には興味がありました。
「静」の踊りから、囃子方とシテ方の足踏みが抜群のタイミングで合わさり
「動」の踊りへと移る瞬間に感じる身震いに病みつきになったものです。
いつもお世話になっている鍼灸医さんが
抜群のタイミングで的確な場所に針を刺してくれるときも同じモノを感じます。
「あぁ、私の脈と鍼灸医さんの共演…」、なーんて(笑)。

制作に没頭し、思い通りのパーツ(装飾)が付いたときに
「あぁ」と感じる安堵や幸福感も、
お能や鍼灸のものと『同じモノ』だと信じています。
ここの「思い通り」というのは、
私が事前に描いたスケッチ通りというわけでも
私が頭に描いたイメージ通りというわけでもなく
『私の中に脈打つリズム通り』と表すのが適当かなと思うのです。

大昔、人間は今よりも右脳を活用し、
知覚や空間把握能力、反射神経は比較にならないものだったでしょう
だから獲物を捕らえるときに、彼らが一歩を踏み出すタイミングは、
彼らの中に脈打つリズムとまさに合致していたはずです。

作品を作り続けていると、より本質が知りたくなって、
そんな大昔の感覚に思いを馳せてしまうのです。


年明けに二人展をします。
ご高覧いただけると幸いです。


南繁樹 大石早矢香 -陶-

2017年1月14日(土)~1月22日(日)
午前11時~午後7時(最終日5時まで)会期中無休

場所:祇をん小西
    〒605-0074 京都府京都市東山区祇園町南側
075-561-1213 www.gionkonishi.com


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# by mixed-clay | 2016-12-28 20:49

土の冒険のぼうけん展

岐阜県現代陶芸美術館で好評開催中の「土の冒険のぼうけん」展 。
実はひそかに私の「秘めリンゴ」も出展されています。


ん! こやつ両生類だったのか?!


…もしかしたら陶芸史上前代未聞の展示方法かもしれません!!

(詳しくは見てのお楽しみ^^)


マイセン磁器からバーナード・リーチ、そして現代作家の陶芸作品たちが

アーティストこじまひさやさんのエスプリの効いた演出によって

より楽しく、より深く、そして子供たちにも分かりやすく紹介されています。

新しい陶芸の世界…ぜひ覗いてみられては♪


冒険ぼうけん」展
岐阜県現代陶芸美術館 ギャラリーⅠ
2016年7月23日(土)~2016年9月4日(日)
午前10時~午後6時(入館は午後5時半まで)
http://www.cpm-gifu.jp/museum/02.exhibition/02_1.exhibition.html


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写真は鯉江良二さんのあのスーツ!
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# by mixed-clay | 2016-08-05 22:01 | event

個展を終えて。

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昨日、高島屋京都店で開催しました
「大石早矢香 展 ヒメゴト」が無事に終了しました。
GWのお忙しいなか、お越しくださいました皆様には心より感謝いたします。

今回は古事記に倣って「…比売(ヒメ)」という立体作品を作りました。
神様の名前を付けたぶん、制作はいつもよりも気が引き締まり、
些細なことも妥協できず、結局6回も窯詰めをするはめになりました。
大型の作品で、細かな装飾が全体に施してあるので、
窯詰めのたびに神に祈るような気持ちで…(笑)。

焼成のたびに変化する土や釉薬、そして金と切実に向き合っていると、
「有限資源」という言葉がずしりと胸にのしかかります。
私が使っている白土も、将来いつか取れなくなって、
後輩に「あの先輩が白土を浪費したからだ!」なんて思われたら…って(汗)。
そうならないように、素材を生かした作品を一点一点心をこめて作らなければ
という基本に立ち返るのです。

作品はまだまだ未熟ですが、方向性は明確になりつつあります。
作者は気分屋で申し訳ないのですが(汗)、
どうぞこれからもご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。


大石 早矢香
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# by mixed-clay | 2016-05-11 17:54 | exhibition

3年ぶりに高島屋京都店で個展を開催させていただきます。
今回はサブタイトルがあり…それは、

… ヒ メ ゴ ト … 


もちろん、秘密のこと♪…という意味もありますが(笑)、
古事記の比売(ひめ)…つまり姫様のこと、という意味もあります。

混沌(カオス)と秩序(コスモス)を、装飾の多様性と美の法則にそれぞれ当てはめると、
それは真逆のことではなくなって、たとえばマクロで見るかミクロで見るか、つまり見方次第で変わり
…その関係性は「善悪」や「醜美」にも当てはまるかもしれない。
そういえば、古事記はその関係性をあっさりと軽やかに表現していている!
実は日本人の感覚って凄いんだ!とくに女性の存在が深い!私も日本人だし女だし!
…ということで、古事記の、特に比売に興味を持ちました。

あぁ、文章が訳わからなくですみません。
でも、作品を作っていると、作品を通すと、言葉にはならない感覚が、
すべての思いをスーーーーっと繋げてくれるんですよネ。

そして、私がすべきは、作品を通してこの思いを伝えること。

…作品はまだ完成していないので…頑張ります(汗)。

ご高覧いだだければ、幸いです。


大石 早矢香 展 … ヒ メ ゴ ト …
2016年5月4日(水・祝)~10日(火)
午前10時~午後8時(最終日は午後4時閉場)
会場:高島屋京都店6階美術工芸サロン
    075-221-8811




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# by mixed-clay | 2016-04-19 22:35 | exhibition

2016年3月4日、
おかげさまで、SILVER SHELLでの個展が無事に終了いたしました。

今回で2度目のSILVER SHELL。

私の無理なお願いに応じていただき、
素敵な空間に、いつもの時間をかけた丁寧なディスプレイで、
作家に常に真正面から、熱いお言葉をかけてくださる…
オーナーさんには感謝の気持ちでいっぱいです。

会期中もSILVER SHELLを慕う
作家の方々や出版社、コレクターの方々がたくさん来てくださいました。
「見たことがない!」「元気が出た♪」「次も楽しみだね!」の
お言葉には本当に励まされました。

そして、お忙しいのにいつも見に来てくださる
(そして遊んでくださる♪)関東の友達!

はるばる関西から(沖縄からも!)お越しくださった皆様!

本当に有難うございました!!!



「平面(絵)も描いてみれば?」
…と、SILVER SHELLのオーナーさんに言われました。
いろんなことをしたほうが私の作品の糧になると。

私もそう思います。

たとえば、先週、祇をん小西で開催されていた太平和正さんの個展にて。
目の覚めるような素晴らしい花器を拝見しました!
彫刻家であられる太平和正さんは、
必要性に応じて石、金属、土、陶と様々な素材を使われます。
だからこそ、その花器には陶で作られている必然性がはっきりと在り、
小さくても、大地に根ざした彫刻作品の壮大で端麗な美しさを備えていました。

陶芸だけをしていたら、“ここ”には行けない気がしました。
陶芸は、改めて“それ”を見直さないといけない気もしました。

次のSILVERSHELLでの個展では、絵も飾れたら嬉しいな☆

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# by mixed-clay | 2016-03-06 23:02 | exhibition